開発環境としてWindowsとJDK 18以降を使用する
64ビット版WindowsでJava Development Kit (JDK) 18以降を使用する方法について説明します。 下の二つのうち(a)と(b)のいずれかを選んで行ってください。 両方を行う必要はありません。 個人所有のPCを使用するほとんどの場合には(b)より(a)のほうがよいでしょう。
なお、本ページの手順は次の各バージョンでテスト済みです。
- Windows 10 Home (64 bit) + JDK 23, JDK 22, JDK 21, JDK 20, JDK 19, JDK 18
(a) JDKのインストールと操作(Cドライブ直下に書き込む場合)
この手順は途中までは本書2.5節に記載されているものと同じです。
- JDKのインストールと操作 (PowerPoint版, PDF版)
本書2.5節との違いは次のとおりです。
- 2.5節と同じ: PCのCドライブ直下のルートフォルダ(C:\)にJDKをインストールします。
- 2.5節と違う: 作業用フォルダを「デスクトップ」に置いてアクセスしやすくします。
- 2.5節と違う: コマンドプロンプトの起動をより簡単にします。
なお、Cドライブ直下にJDKを置くことには次のような利点があります。
- JDKのありかを見つけやすく、他のアプリからJDKを利用するときに設定しやすい。
- 設定を統一できる。教員にとっては授業等で使用者(受講者)が大勢いるときに指導しやすい。
- 同一PCを複数の使用者が共有するとき、インストール作業をそれぞれの使用者がやらなくても1回で済む。
(b) JDKのインストールと操作(Cドライブ直下に書き込めない場合)
この手順はユーザの個人領域である「デスクトップ」にJDKをインストールするためのものです。 Cドライブ直下へのインストールが許可されていない場合でも、この手順は実行可能です。
- ユーザ個人領域へのJDKのインストールと操作 (PowerPoint版, PDF版)
※注意※
「デスクトップ」がOneDriveと同期している場合、そこにJDKをインストールすると大きな同期処理が発生します。 これを避けるには、JDKのインストール先を「デスクトップ」(Desktop)から他の非同期のフォルダに、たとえば「ダウンロード」(Downloads)などに読み換えてください。 この説明の意味が解らない場合にはPCの管理者に確認してください。
「デスクトップ」がOneDriveと同期している場合、そこにJDKをインストールすると大きな同期処理が発生します。 これを避けるには、JDKのインストール先を「デスクトップ」(Desktop)から他の非同期のフォルダに、たとえば「ダウンロード」(Downloads)などに読み換えてください。 この説明の意味が解らない場合にはPCの管理者に確認してください。